アディッシュプラス、宮崎県によるいじめや不登校などの相談ができる「SNSを活用した相談事業」を受託。
県内の児童生徒約12万人に双方向相談と一方向連絡の窓口を提供。

アディッシュプラス株式会社(本社:沖縄県那覇市、代表取締役 石川 琢磨、以下 アディッシュプラス)は、2023年度の宮崎県による「SNSを活用した相談事業」を受託し、アディッシュグループの「SNS相談・通報サービス」の提供を開始しました。

■双方向相談と一方向連絡の窓口を開設。児童生徒がいつでも安心して相談できる環境を提供
アディッシュグループでは、子どもたちが健全にインターネットを活用できる環境を目指し、ネットいじめ対策やインターネットリテラシー講演などを提供するスクールガーディアン事業を展開しています。

宮崎県では、県内の児童生徒が、いじめや不登校など、学校生活における様々な悩みを気軽に相談しやすい窓口としてSNSを活用した相談事業を開設。問題の早期発見と適切な対応につながる教育相談体制の強化を図るために、LINE公式アカウントの運用および広報を行っています。

宮崎県によるSNS相談事業の取り組みにおいて、スクールガーディアンは、児童生徒にとって身近なコミュニケーション手段であるSNSを活用した双方向の相談と一方向の連絡ができる環境を整備し、児童生徒の相談に速やかに対応していきます。児童生徒の抱える不安や悩みに寄り添い、些細なことでも気軽に安心して相談することのできる仕組みを構築します。

■相談員と即時相談できる「双方向相談」と24時間連絡可能な「一方向連絡」
宮崎県の「SNSを活用した相談事業」で提供するスクールガーディアンの「SNS相談・通報サービス」は、LINEやWebページを使い、双方向の相談に加え、いじめの目撃情報など一方向の連絡も受け付けます。
相談者の反応に応じて、ボットが適宜選択肢を提示します。相談者の属性聴取、学校への連絡内容の受け付け、緊急電話窓口の案内など、用途に応じて自動で応答します。児童生徒の選択により、自動応答から有人の相談対応(双方向)への切り替えが可能で、児童生徒の悩みに公認心理士や社会福祉士などの有資格者がチャットで対応します。

■緊急事案に備えた体制
一方向連絡窓口では、24時間365日、児童生徒からの連絡を受け付けます。緊急性の高い内容は、迅速に自治体担当者へ報告します。一方向連絡に加え双方向相談においても、生命の危険が感じられるような内容は、緊急時対応の方針に則り、関係者へ連絡する体制を構築しています。

児童生徒にとって身近なSNSを活用することで、これまでいじめや悩みの相談をちゅうちょしていた生徒の心理的ハードルを下げることができます。いじめを受けている当事者だけでなく、目撃した第三者からの匿名連絡も受け付けているため、声を上げやすい環境にすることで、いじめの早期発見・早期対応にもつなげることができます。

■宮崎県 「SNSを活用した相談事業」 概要
窓口名称
宮崎県子どもSNS相談

目的
SNSを通じて、いじめや不登校など児童生徒が抱える悩みを投稿する仕組みを構築し、受け付けた相談内容を県教育委員会などに報告することで、生徒の悩みの早期発見・早期対応につなげる

対象者
宮崎県内にある国公私立小・中・高等学校・義務教育学校・中等教育学校・特別支援学校の全児童生徒約12万人

履行期間
2023年4月1日~2024年3月31日

■スクールガーディアン事業 概要
事業ミッション「子どもたちが健全にインターネットを活用できる環境を目指して」のもと、2007年に、学校非公式サイト・ネットいじめ対策コンサルティングサービスとしてスクールガーディアンを発足。2015年からスマートフォンで第三者が匿名でいじめ連絡ができる「スクールサイン」(旧「Kids’ Sign」)を提供。
スクールガーディアンが提供するサービスの導入校は、私立・公立学校3,500校以上に及びます(2022年5月現在)。
https://school-guardian.jp/

※記載されているサービス・商品名、会社名は各社の商標および登録商標です。
※本リリース情報は、2023年4月12日現在の情報です。