アディッシュプラス、鹿嶋市の「令和5年度いじめ匿名連絡サイト業務委託」を受託

~モデル校による試験運用を経て鹿嶋市立の全小学校・中学校17校にいじめ匿名連絡サイト「スクールサイン」の導入が決定~

アディッシュプラス株式会社(本社:沖縄県那覇市、代表取締役 石川 琢磨、以下 アディッシュプラス)は、2023年度下期に鹿嶋市による「令和5年度いじめ匿名連絡サイト業務委託」を受託し、アディッシュグループのサービス「スクールサイン」の提供を開始しました。鹿嶋市全ての小学校・中学校17校の児童生徒が利用します。

■鹿嶋市による「スクールサイン」導入背景
アディッシュグループでは、子どもたちが健全にインターネットを活用できる環境を目指し、ネットいじめ対策やインターネットリテラシー講演などを提供するスクールガーディアン事業を展開しています。

鹿嶋市の各学校では、児童生徒の悩みごとなどに関する対応手段の一つとして、学校独自でオンライン相談窓口を設置して対応を行っていました。窓口に入った相談内容の確認は教職員が行っていましたが、実際には24時間365日、内容を確認することは困難でした。また、教職員には、連絡を見逃してはならないという心理的な大きな負担があり、児童生徒の声を継続管理することへの課題がありました。

そこで、児童生徒にとって身近なGIGA端末やスマートフォンなどを活用し、いつでもいじめなどの連絡を可能にする「令和5年度いじめ匿名連絡サイト業務委託」を、2023年10月から開始しました。

鹿嶋市は、スクールガーディアンが提供する一方向のいじめ匿名連絡サイト「スクールサイン」を導入することで、児童生徒の埋もれている声をみつけていきます。 「スクールサイン」に入った連絡は、教育委員会が早期に把握できるフローのため、各学校におけるいじめなどの早期発見・早期解決に取り組むとともに、教職員が毎日行っていたメールの確認時間を削減するといった負担軽減にもつなげます。

■モデル校による試験運用の結果、対応が必要と判断された投稿は11件
鹿嶋市では、2023年5月から2023年9月まで、市立中学校1校をモデル校として、「スクールサイン」の試験運用を実施しました。本試験運用において対応が必要と判断された投稿が11件確認され、その効果を検証した結果、2023年度下期の補正予算が組まれ、2023年10月から市立校全17校(小学校12校・中学校5校)への導入が決定しました。

■鹿嶋市 委託業務に関する概要
業務名称:令和5年度いじめ匿名連絡サイト業務委託
対象校:鹿嶋市立校全17校(小学校12校・中学校5校)
利用学年:小学5、6年生、中学1、2、3年生
運用期間:2023年10月1日~2024年3月31日

目的:いじめなど生徒指導上の諸問題について、匿名での通報を可能にする一方向のいじめ匿名連絡サイトを導入することにより、児童生徒たちにとって身近なGIGA端末やスマートフォンなどを活用し、いつでも児童生徒によるいじめなどの通報を可能にすることで、各学校におけるいじめなどの早期発見と組織的な対応を図ることを目的とする。

■「スクールサイン」における緊急事案に備えた体制
「スクールサイン」では、24時間365日、児童生徒からの連絡を受け付けます。緊急性の高い内容は、迅速に自治体担当者へ報告します。万が一、生命の危険が感じられるような内容が確認された際には、緊急時対応の方針に則り、関係者へ連絡する体制を構築しています。

■スクールガーディアン事業 概要
事業ミッション「子どもたちが健全にインターネットを活用できる環境を目指して」のもと、2007年に、学校非公式サイト・ネットいじめ対策コンサルティングサービスとしてスクールガーディアンを発足。2015年からスマートフォンで第三者が匿名でいじめ連絡ができる「スクールサイン」(旧「Kids’ Sign」)を提供。
https://school-guardian.jp/

*記載されているサービス・商品名、会社名は各社の商標および登録商標です。
*本リリース情報は、2023年10月25日現在の情報です。